顎変形症を学ぶ

良い/悪い矯正医院をどう見つけ、避けるか

下記記事のように、医者選びの選択ミス(運要素もあるが)は、人生に影響が出ます。特に歯並びが悪い顎変形症の方で外科手術を受ける決心をした方は、絶対に矯正医院選びを間違わないことが大変重要です。

記事では認定医制度のような客観的部分や、立地や施設の環境的側面、口コミやセカンドオピニオン等良い医院/医師に近づくために注目するポイントを紹介します。

客観的な技量面

下記でも紹介していますが、認定医制度という制度的な客観的指標があります。

これは、医療界での医師の技量向上と患者の治療選択において客観的な指標となることを目的にした制度です。

検定のようにレベル別に認定があり、技量がある医師は認定制度の中でも上位の認定を得ることができます。これは多くの医療でも存在しており、各部門の学会が独自に設立した制度の下で運用されています。

顎変形症においては、口腔外科と矯正歯科が関わりますが、それらにも学会が存在しており、患者は医師の選択において参考にすることができます。

顎変形症治療に限らず、ある病気治療においてできるだけ技量のある医師による、質の良い処置の期待値を上げるためにも活用できます。ある病気とともに認定医制度と調べれば、該当の学会及びその資格者保有クリニックなどが閲覧できると思います。

立地や施設設備等の環境面

これは医師の技量と大きく関係するものではありませんが、数年にわたる顎変形症に挑む上で考慮が必要です。

まず立地面においては費用に関わります。

顎変形症治療では矯正を基本に通院が多くなります。数年にわたる通院を考えれば、一回当たりの通院の差は最終的に大きな金額の差を生みます。

また、アクセスが悪ければ、何か問題があった場合にすぐに通院できないなどの問題も起きて、治療の質にも影響があるかもしれません。医院によっては平日しか行けない場合もあり、治療を効果的に進める上でも立地面は考える必要があります。

私が通った矯正医院は、自宅の最寄から大体1時間の東京にある所でした。電車で行き方は複数あり、2回乗り換えは必要ですが、楽な行き方では移動時間のほとんどを同じ電車で座れる感じでした。
正直遠さは感じますが、1時間程度であれば妥協できます。移動距離でつらい時期は、夏などの温度が極端な時期、手術直後の腫れがある状態での通院等です。

施設設備については、上述記事の通り顎変形症保険が受けられると認定された医院であれば、問題はありません(顎変形症治療を保険で受けるには、施設に対して認定されている必要があります)。

例えば私の通っている医院では、歯石除去装置として超音波スケーラーの他に、高圧の水で除去するジェットウォッシャーもあって、定期メンテナンスでたまに使われます。
他の医院では、この機械による洗浄には追加料金が必要でした。

治療装置はその費用等により頻繁に買い替えることはないため、かかる医院での設備が最新かどうかはタイミング等に左右されます。

最新設備があるかどうかは、治療の良し悪しに確実に関係するとは言えませんが、最新の設備があるに越したことはないと思います。それは医院の財務や治療の方針の多少の示唆ともなりますので、認定医制度の他にもプラスのポイントとなります。

主観的なポイント

様々な種類の医師がいて、その技量は医師の患者に対する対応や態度とは絶対に比例しません。

医師の内面的な側面は、技量や立地面等の客観的に技量などをクリアした場合に優先される点ではあります。

しかし治療前になんだかなと違和感を感じたならば、候補から外すのも良いと思います。治療前は単に説明等だけですが、その際の説明から得られる仕草や言葉遣い、説明から医師について何らかの推察ができます。

当たる保証はないですが、良い医師に対しては違和感を感じないと思いますので、その時点で違和感があれば、2分の1を取る必要はないです。丁寧に説明しない医者は恐らくいないですが、説明に違和感を感じれば避けることです。

ただ、人相の良し悪しなどは、医師の技量とは関係ないことは留意が必要です。

患者であるだけで、その医師がどのくらいその分野に長けているか等を説明から読み解くのは、素人である患者にとって簡単ではないです。その為、上述の患者個人の判断の一助になるために存在する認定医制度も活用し、客観的な技量も確認する必要があります。

私の場合、治療開始にあたり3か所くらい候補がありました。それぞれで検診を受け、顎変形症の治療について説明を受けていました。1つ目は新たに開業した先生でした。医院は綺麗で先生もお若い良い方でしたが、新しすぎてサービスが確立されていない印象や、患者の経験値が分かりにくく、辞退しました。
もう1つは、先生がなんだかチャラそうな方でした。夏に検診してその後の結果を聞きに行ったときにすごく日焼けされているのを見て、バカンスを楽しむタイプでチャラそうな印象を受けました。また、先生の相談中に先生以外の人が治療をしているのが見え、医師の一貫担当ではない点から辞退しました。

結局行ったところは、顎変形症のセカンドオピニオンでおすすめされた場所でした。場所、医院、医師の経験等を総合的に見たときに良いと考えて選びました。セカンドオピニオンでの先生が口腔外科で手術を担当した方でしたので、治療において連携がしやすそうな点もあり、最終的に決まりました。

-顎変形症を学ぶ