開咬治療のために顎変形症手術を新卒入社1年後に受けました。新卒で手術を受けた当時の苦労等を記載しています。
仕事の不安以外の苦痛
これは気軽に笑うのがが難しいことです。矯正をしており、且つ顎変形症で顔の歪みを気にして笑いにくいです。
術前矯正では歯列を拡大していました。その為少しガミーっぽくなっていることもあって、笑いにくい要因でした。
幸い、配属先が顧客等と頻繁に直接やり取りするところはなかった為、仕事への影響は抑えられましたが、事情を知らない人にとってはちょっと違和感を抱かせたかもしれません。
ちなみに、歓迎会後のはっきりものを言うような社員に少し変わっているといわれたのはよく覚えています。
事前に伝えたが伝わっているか不安
顎変形症手術の予定を計画していく中で手術日を決めますが、入社以降仕事で手術関係で話が出てきていませんでした。
手術について再度話すべきですが、上の人は忙しそうで、申し訳なく感じて言いずらかったです。
幸い上司がその話を持ち掛けたときがあり、手術の計画が決まってから共有をすることができました。
仕事における、ホウレンソウは重要とわかっていても難しいものです。ただ顎変形症治療は入院を伴う治療のため、どのような計画になるかはあらかじめ報告する必要があります。
私の場合手術日の計画は、実施の3か月前くらいに大学病院での検査時に計画を確定させる流れでした。計画確定後に上長に伝えた流れです。
顎変形症手術は長期的な療養が必要になります。仕事の引継ぎなどで影響が出ないように、手術計画日程が分かり次第上司に内容をすぐに共有しましょう。
この際、入院日+数日以上の療養日の有給が必要なことを伝えましょう。顎変形症治療の退院は(場合にもよるが)1週間以内となり、まだまだ腫れ等がすさまじい状態で通常生活に戻されます。
この状態では通勤はおろか、業務もすぐにはできるとは言えない状態です。療養期間による担当業務の遅れや、割り振り業務に対応できないことが無いよう、治療を優先して余裕を持った有給が必要なことを伝えましょう。
手術前後は有給と在宅で乗り越える
手術前後はもちろん入院です。手術日の前には前日入院し、病院で過ごします。その為、入院期間+1日の有給が最低でも必要です。
また、大学病院の実施であればさらに有給が必要です。
術前には精密検査の他、貯血等の実施が必要です。これは数日でやる場合があり、平日に通院する必要があります。私は通院しながら多少担当業務を実施することで、あまり影響がないようにしました。
また、手術前には、自分が担当している業務を終わらせておくことが重要です。一部残っていた案件はできるだけ引継ぎしやすいように、最低限の残課題にして他の方に引き継ぎました。
リモートワークがしやすい方であれば、前日入院でも働けるでしょう。ただ、手術直後はだるさや痛みで働ける状態ではないのと、安静にする必要があるので働いてはいけません。
体感、術後3日くらいからなら、簡単な事務作業などできる感覚でした。ただ安静にすることが一番です。
一つだけよかったことを挙げると、夏ごろの入院であった為通勤の苦痛がなかったのが最高でした。
顎変形症手術を受ける季節
私はプレート除去手術合わせて、7月の夏の時期にしか受けました。
極端な気温の季節の夏冬は何をするにしても避けたい時期ですが、夏の手術は意外と悪くないです(治療経過や業務の状況等にもよる)。
というのは、まず1年で通勤したくない時期に療養でき、在宅をさせてもらえたことです。夏の暑い朝に通勤することは非常にストレスで、仕事に行くまでに疲れます。在宅であればそれがないので、集中して仕事に臨めました。
また、病院での過ごす面でも快適さがありました。それは風呂です。
長期入院では、もちろん体を清潔にする必要があります。ただ手術後は出血のリスク、手術後でそもそも動けないなどでシャワーしか浴びれません。
この点は、季節によっては過酷になります。特に冬の場合はいくら寒くても湯舟にはつかれません。体を温めすぎるのも避ける必要があるため、寒くなるのはほぼ確定しています。
また、病院によっては古めの風呂で、風通しが良すぎるところもあり、体を洗う際の寒さをさらに過酷にします。
退院後も最初のころは腫れがまだあるため、湯舟で体を温めすぎるのはお勧めできないです。
風呂の面でも考えると顎変形症手術は冬に受けるのはお勧めできず、寒くない夏などの季節が好ましい時期ということになります。
夏の嫌な点を挙げれば、酷暑の中で顔がはれた状態で退院、通院が必要なことです。
2回の手術とも腫れの程度派はあれど、1週間以内の退院で顔の腫れがありました。退院して外に出て電車などに乗って帰る際の暑さに加え、顔の腫れをマスクで隠そうものなら、不快は絶頂に達します。
退院時は顔の腫れがあり、顔をマスクで隠すことになると思います。その季節が夏になれば、顔面サウナという試練が退院には付きまといます。
結論、極端な季節は避け、春秋が一番良いという誰でもわかる結論が、顎変形症手術においても当てはまるのでした。
術後1か月で漸次出勤へ
ここでの辛さを表現すれば、大学が終わり週5で働く労働者になった時の、生活の落差による辛さと同じです。
長期療養後の仕事を離れた天国から(地獄ではあったが)暑い中出勤し仕事に戻る苦行です。暑い、在宅に慣れて面倒くさい、顔の腫れなど影響がまだある、行きたくない気持ちにさせる理由は山のように出てきます。
1か月経てばある程度改善しますが、術後は麻痺や痛み、傷口が回復中で普段通りの食事や生活は難しいです。
まだ腫れがあるので歯磨きに時間が掛かったりで、通常通りの仕事はすぐには難しかったです。それらを考慮し、術後は週2,3ずつ在宅にして徐々にフル出勤にすることにしてもらいました。
これには自分の願望もありましたが、術後の療養の質をよくしたいという気持ちもありました。また、術後は数回定期通院が重なるため、在宅とも相性が良いです。
在宅ができる場合は、手術後は積極的に使わせてもらうのがおすすめです。治療のためにも、できる限り在宅させてもらうとよいです。
最初の顎変形症では、1か月ほど経つと少し頬がぷっくりした状態までに回復していました。大人の人であれば、この時期は自分が若くなったような感覚があります。若さの正体はほほのふくよかさということが認識できると思います。

