治療体験記 術後

プレート除去手術日

雑記のイメージ

顎変形症手術からちょうど1年後プレート除去手術に臨みました。

前日入院

前日の午前11時くらいから説明を受け、入院します。病院では昼食、夕食が支給されます。前日入院では昼食後に歯のクリーニングと、写真撮影を行いました。その際、手術説明と同意書のサインを書きます。今回、プレート除去は上下左右顎の奥歯のプレートを抜去します。

切る位置は前回の場所で最小限になるそうで、影響は少ないそうです。プレートのねじを回して抜去しますが、骨の回復度合いによっては難しいそうです。プレートのねじ部分が骨でおおわれてしまい、削ることがリスクになる場合があるそうです。その為、顎変形症手術の後1年ほどで実施しないと、プレート抜去は難しくなるとのことです。若い方で、プレート抜去する場合はなおさら早めに抜去が必要ということですね。

また、下顎の奥歯の骨が歯磨きがしづらいということで、少し骨を削る提案を受けました。確かに奥歯のスペースがなかった為、量が後の奥の骨を少し削ってもらうことになりました。その為少し腫れるとのことです。

さて、手術の時間ですが、午後やら午前やらどちらが曖昧です。当日の実施は担当医からの連絡後に実施するそうで午後あたりになるかもしれないとのことでした。

前回は朝やったのですが、プレート抜去は午後になるのでしょうか。それに応じて、食事は前日の夕食でストップし、飲料は手術当日の9時でストップでした。

その後朝9時頃に左腕で点滴が始まりました。左腕の関節の右上の箇所に針をさし、点滴開始です。点滴は血管がある間接の真ん中あたりと思

っていましたが、今回は側面側だったため意外でした。

手術室へ移動

手術時は担当医の準備ができ次第、手術室に移動します。オンコールと言って、顎変形症手術でのやり方のようです。待っていると担当補助医の方がきました。ついにと思いましたが、まず点滴の針を刺すとのこと。前回がどうだったか忘れましたが、左腕の関節あたりに針を刺し、テープで固定します。あまり血管が見えない箇所を刺したため少し不安でしたが大丈夫だったようです。

数十分後もう点滴が始まりました。前回術前に点滴をした記憶がなかったため少し驚きました。そもそも点滴をしながら手術を受けるわけないので、点滴が終わるまでは手術がないのだろうと思いました。

午後のつもりでのんびり過ごしていると、看護師の方が来て手術室に移動するということ。時刻は10時で心の準備の暇もありませんでした。

すぐに術衣に着替え移動します。場所は去年の通りで覚えていました。エレベーターで移動するうち緊張してきました。そしてフロアに行き受付で確認します。髪を覆うためのキャップを取り、準備します。別の麻酔科の方が登場し、手術室へ移動します。中のフロアは手術室がいくつもある場所で、すでに手術が行われているところもあります。

自分の手術室につくと、複数の方が準備しています。真ん中に手術代、部屋の中には他の手術で使うであろう機械などは様々に配置されています。真ん中に座り、手術について確認します。この時寒さと怖さで体の震えが止まりません。前回もこうだったなと思いだします。手術前になるとその結果の不安が頂点に達し、震えとなって表れます。力を抜いて震えないようにしますが、体が勝手に震えます。率直に今起ころうとしていることが怖すぎるのです。

それに対して落ち着いて、何も緊張していない様子の医師の方々にはある種の恐怖、畏敬の念をいだきます。どれだけの場数と努力を重ねればその領域に行けるのか疑問です。震えで体全体が揺れる私はいくら頑張っても、根性の点からも到底達しえない領域なのだろうと尊敬の気持ちでした。

麻酔は点滴の箇所から流してもらいました。最初の10秒にも満たない時、流れてくる液体の圧力が意外と痛いのです。痛いなと目をつむっ気づていたら終わっていたようです。麻酔はすごいの言葉じゃ表せない偉大なものですね。前回は意識が押しつぶされる感覚がありましたが、今回は本当に何が起きたかわかりませんでした。(もう少し粘ればよかった)

術直後

目覚めるとタイムスリップしており、場所は変わっていません。感覚はふらふらと鈍く、処置を受けた部分は鈍い痛みです。意識は少しもうろうとしますが、問いかけに対しては応答はできる状態でした。去年を思い返すと、術直後の時点で楽だと感じました。

その際足に血液を測る機会のような、空気圧が定期的に来るものがついていました。これがあるせいか、足を動かすと動かさないようにと言われます。しかし動かさざる負えません。なぜなら、半端ない尿意に苦しんでいるからです。

水は当日の9時ストップで100mlも飲んでいなかったと思いますが、術前の点滴があったのを忘れていました。およそ1時間ほど点滴があったため、その分水分取っていたようです。手術のためとはいえ、点滴はできればしたくなかった...

子供なら麻酔中に確実におねしょをするであろう、膀胱が締め付けられる尿意で、担当の方にトイレをしたいと言いました。

もちろんトイレには行けないため、その場で容器にするように促されました。意識もうろうとは言え、羞恥心は健在です。ただ非常に苦しかったため、そんなこと言ってられません。

ここで気づいたのですが、尿管カテーテルがついていませんでした。これは本当にうれしいことで、前回の地獄を知っていると今後一切経験したくない痛みだったため、それだけで術後は耐えられました。

術後は術室でいろいろ検査などした後、入院場所に戻されました。

退院日

聞く話によると、プレート抜去の入院は2泊から3泊くらいで終わるそうです。担当医によっては、手術の次の日に退院という方もいました。退院しようと思えば、数日で終わってしまうようです。ただ、正直きついです。術後の腫れは手術後の次の日にさらに大きくなり、痛み、だるさも続きます。また、食事が大変で固形のものは食べられますが、傷口や歯磨きの難しさを考慮すると、普通の食事をするにはまだ難しいです。

家で準備しようと思えば、3食分必要になるため、結構大変だと思います。それら準備や処理も考えると、退院できたとしても一日は安静にせざる負えないです。

現状4日で退院にしてもらいました。病院は快適で、特に食事が素晴らしくおいしいのですが、家にも帰りたい気分なのである程度したら帰ろうと思います。

夕食

今回は初っ端から刻み食をいただけます。前回の術後、液体のみの食事から刻みになった時の感動は忘れません。前回の手術であれば5日くらいたった後に出るような食事でした。これだけで前回の手術の壮絶さが分かります。

病院の食事は本当に素晴らしいです。おいしさ、栄養バランス、見た目と食事の大切な要素全てが考慮されたメニューが毎日提供されます。家で作ろうと思えばかなり苦労すると思います。刻む食材や刻む粗さの要素もあり、それらを間違えて何でも刻めば色味も味も悪くなるでしょう。刻み食の料理科学でもあるのでしょうか。是非学んでみたいものです。

腫れ、痛みとだるさ

術後から顔は腫れています。口を動かそうとしても腫れによって思うように動かない感じです。ただ、骨は切っておらず、主には左右奥の骨を削っただけのため、腫れは左右奥に収まっています。

術前と比べると左が大きく膨らんでいます。内出血などは前回に比べてありません。

痛みは耐えられる程度ですが処置部に痛みがあります。顔の腫れがあり外部から触ってもいたいです。だるさの方が問題です。術後の出血や麻酔の影響で思うように気力が出ません。少し歩いただけで、息切れが起きるため体力が明らかに落ちていることが分かります。術後は安静にするのが精一杯です。

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