顎変形症を学ぶ

外科的手術を伴う顎変形症治療費用

外科的手術を伴う顎変形症治療はどのくらいの費用が掛かるか、治療に関係する費用が掛かる項目をまとめ、私が実際にかかった概算とそれに伴う大体の費用について説明しています。

記事の内容

・プレート除去手術含む手術費用

・費用を抑える方法

・顎変形症治療手術費用の合計(プレート除去含む)

顎変形症手術とプレート除去手術費用(窓口会計)の合計は、約179,000円でした(通院費用等は含めていません)

項目費用備考
顎変形症手術約94,000円入院期間7.5日
(前日入院含む,部屋:2人部屋2日間,残り大部屋)
プレート除去手術約85,000円入院期間3.5日
(前日入院含む,大部屋)

入院期間が顎変形症手術の半分ほどであるプレート除去手術の費用が高いですが、年収変化により高額療養費制度の控除区分が変わったためと思われます。

また、入院時の大部屋は追加費用無しですが、2人部屋等だと追加費用が掛かります。私の病院は2人部屋で1万以上追加でかかったと思います。

大部屋が開いていれば上記より、さらに2万ほど安くなったことになります。

最初の手術とプレート除去手術退院時費用等については下記で記載しています。

・治療関連費全部合わせたらどのくらい?

最低限の治療関係費用一覧

顎変形症治療の全期間の関連費用項目を挙げると 最低限下記にまとまります。外科的手術を伴う顎変形症治療を行う場合の項目です。

費用項目備考
①往復交通全体で平均すると*月1.4回ほど通院します。
顎変形症治療矯正関連術前矯正(器具を付ける費用含む)及び術後矯正関連費用
③顎変形症のための検査レントゲン、MRI検査等精密な検査を行います。
④外科的手術関連術前矯正後の手術(プレート除去)費用及び、入院費
⑤治療追加生活コスト治療のための降雨くケアや食事(着色しない食事等)、精神的ストレス

個人の症状及びそれに対する治療方針、病院などの環境要因で項目は変動はしますが、今治療においてはこれら費用が必要になってきます。

また、治療にあたっては、長期的な矯正や顎骨手術というによる金額や精神的な面でコストがあります。

病気ではない人に比べて、歯磨き関係(タフトブラシ、超音波ブラシ)等の出費や食事に気を使うなどがあることから、⑤追加生活コストとしています。

月平均通院の根拠(合計4年治療、毎月1回通院し下記追加通院を足した場合)
通院回数48回+追加通院回数21回÷治療合計月48か月=1.41

治療開始の年・・・追加で少なくとも5回は通院(相談、精密検査、数週間後の診断、大学病院での検査、診察(手術担当機関))。
手術する年・・・追加で少なくとも6回は通院(型取り、CT検査等、貯血、入院、数回の大学病院経過観察)。
術後矯正以降・・・プレート除去の場合は少なくとも5回通院(貯血、精密検査、入院、数回大学病院経過観察)。
セカンドオピニオンや器具調整等の追加通院・・・5回ほど(私の場合は3か所ほど診察や数回器具はずれ等で急遽通院が数回)。

どのくらい掛かったか(私の場合)

私自身、現状治療から約3年経ちました。

非常にざっくりとした合計ですが、⑤追加生活コスト以外で手術関連費用に対する費用をまとめると下記です。

費用項目大体の費用
①往復交通1000円(1回当たり平均)
②顎変形症治療矯正関連3000円(1回当たり平均)
③顎変形症のための検査100,000円
④外科的手術関連180,000円

月平均の通院回数は、上述の通り追加通院等すべて合わせて、平均1.4回くらいでした。

36ヶ月(治療期間)×1.4(月当たりの通院回数)×4000円(①+②:交通費含めた大体一回の矯正治療関連費平均)

+10万(③:概算だが精密検査等費用)+18万(④:プレート除去含む手術関連費)

=481,600円となります。

また、保険に入っていたため追加で金額が給付されました。母親が管理していましたため詳細は不明ですが、手術に対して数十万円給付されましたので、総額は200,000円もいきませんでした

治療期間は3年ですが、追加で1年治療して4年で終了と考え、治療内容は定期的な術後矯正関連費用が月1回と考えると、

12×3000円(クリーニングや調整が主+交通費)で36000円ほど追加になり、

=合計約50万円ほどはいくことになります。

通常の矯正は100万ほどが相場です。そう考えるとたったの50万程の差です(治療で必要な外科的手術費は数百万の為、この金額からは多大な金額が控除されてはいる)。
もし、外科的手術がなくても直せそうな症状費用面で保険適用の顎変形症治療を受けようか迷っている場合は議論が必要ということが分かります。50万程のために手術をして一生残る障害がもたらされる可能性があるためです。
それはたるみ、歯肉退縮、神経麻痺などです。症状は改善していますが、私自身それらに苦しんでいます。

・条件下で最低限どのくらいかかる?

条件

条件や項目期間や費用
あなた社会人で高額療養費制度の中間区分=年収約370~約770万円
治療期間4年間(私自身2026年で約3年になりまだかかりそう、YouTubeからも3~4年かかることから)
月通院回数(矯正+手術)約1.4回(上記月平均通院の根拠から)
1回当たり矯正治療費約4千円(交通費1,000円含む。クリーニングだけなら1,2千ほどですが、装置調整時等追加費用がある為)
顎変形症検査費約10万円(うろ覚えですが精密検査は数万あれば足りるが、私は複数検査等で10万は掛かった)
外科的手術費約25万円(大部屋合計10日入院する想定)

外科的手術費用の25万円
最初の手術費の控除が最大で、入院期間も少なめ+入院部屋はほぼ無料大部屋で18万でしたので非常に安い方と思われます。
2026年以降のインフレや制度改正を考えるとさらに高くなる可能性が高いため手術費25万は最低~平均の費用と考えればよいと思います。

費用算出

上記の条件及び最低限の関連費用項目を元に関連費用をすべてを合計した場合、

48(治療期間全月数)×1.4(月当たり通院回数)×4000円(交通費含む1回当たり矯正関連費)+100,000円(顎変形症検査費)+250,000円(外科的手術費)

=618,800円になります。

これ等は、あなたの収入状況、顎変形症治療を受ける医院等よって多少変化します(通院費、治療費用等)。

・手術を受けない選択(軽症上の場合)

顎変形症治療は、矯正では治らない顎変形症という病気の分類の元、保険適用で骨ごとゆがみを直す治療です。

あなたの顎変形症の状態が軽症であり、手術をしなくても直せそうな場合、通常の矯正治療を受けるという選択も同等に考慮してください

費用について、上記の算出からは社会人で高額療養費制度区分が中間であっても、保険適用とは言え総額は50万以上はかかります。

保険加入していれば、入院日数や点数に対して数万円の支給が期待でき、金額はさらに低くなりますが、この手術にはリスクが伴います。

そのリスクは、神経麻痺等の完全には回復しない障害となる可能性があります。

私は神経麻痺(だいぶ改善し支障はほぼ無し)、歯肉退縮、たるみが問題となりました。

その他にも鼻の変形など、手術による弊害は、さまざまあります。

保険適用で噛み合わせを治せるというメリットだけでなく、手術による弊害リスクを確かめた上で手術を受けるか決定するのが重要です。

その辺は担当の医師、或いはセカンドオピニオンで複数の医師の方々から意見を得るのが良いと思います。

私は現状3年くらいの治療していますが、流石に噛み合わせは改善しました。当時噛み合わせで感じていた気がする、イラつきや焦燥感なども改善しました。顎変形症治療を受けるとメンタルが改善するという説もあります。

私が通院した際の治療方針について、医師によっては通常の歯列矯正する医院もありましたが、大きな開咬であった為この手術が必要ということも説明されました。
非常に安価な費用で病気を治せる一方で、その裏にはある程度の弊害があります。噛み合わせの症状による障害と手術治療による利益、治療による可能性のある弊害面を考えたうえで治療をされることをお勧めします。

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