顎変形症手術前後の横顔の変化を見てみます。正面、鼻等は変化なかったのと同様に、横顔にも変化は殆どありません。ただ、挙上するなどで骨が小さくなればその分の皮膚があまり、たるみが引き起こされます。
術前から術後約4ヶ月までの横顔比較
術前の写真は顔に本を少し押し付けているものしかありませんでした。その為術前の鼻が少し低いように見えますが、御覧の通り変化ないことが分かります。腫れは術後1か月くらいまではあるなという印象です。

鼻の変化
上記の通り、横から見た鼻にほぼ変化ないと思います。顎変形症治療によって、鼻の高さが変わったというような変化を挙げる事例があるようですが、顎のみ処置をしている為、ほぼ変わることはないと思います。
また、以前正面から見た鼻の変化を紹介した通り、鼻の広がり等にも変化はほとんどなく、横から見ても変化は当然ありません。
ただ、上顎を後退させたり、回転する度合いによっては鼻の変化は起きえます。もし変化があれば、鼻の高さが低くなったりするなど多少の変化はあるかもしれません。
ちなみに私は鼻の広がりを通常より抑える方法で手術しました。その分歯肉後退のリスクもありますが、これにより鼻の変形を防ぐことができたかもしれません。
皮膚余りによるたるみ、関係要因
あまり変化はないものの、たるみは多少は増えたと感じます。開校治療のために顎を挙上したため、術前に比べると皮膚が余ってしまうのです。これにより、術後腫れが引いたときには、術前に比べるとたるみが出現することがあります。

医師が言うには、これはどうしても起こってしまうことで、骨の切除が多いほどたるみは多くなります。骨が小さくなるが、頬肉がそのままであればたるみになりますよね。
これはリスクとして説明を受けますが、実際どのくらいかはわかりませんし、術式以外の要因でも変わってくると思います。
例えば患者の顔の具合でも変わるのではないかと思います。顔の肉がかなり多い方であれば、その分顎変形症手術による皮膚の余りはやせ型の人のそれよりも多くなり、その分たるみが発症するのではないかと思います。
また、年齢によっても変化します。つまり、肌にハリがある若い人は術後のたるみが起きたとしても、ある程度は収縮するというものです。術前のリスク説明でたるみについて説明を受けましたが、若い人は大人の人に比べればたるみの問題は大きくなりにくいと言っていました。
私は一応若めでしたが、開校治療による挙上の為かたるみにあらがえてないように思います...

