顎変形症を学ぶ

入院中の必要/不必要だったもの

手術に向けて、必要そうなものをそろえて準備しました。手術で個人的に必要、不必要だったものを紹介します。

私の場合、病院にて入院用品の一部をレンタルできるサービスがありました。そのため、着替えやストローなどは持って行っていません。それら含めて必要、不必要なものをまとめました。どんなものがレンタルであったのかも同時に紹介していきます。

当日の所持品一覧

当日の所持品を、「持参したもの」と「病院でレンタルしたもの」に分けました。 

 

持参したもの​病院でレンタルしたもの
除菌シート​スポイト​
清涼系の汗拭きシート​スプーン
歯磨き用品(ブラシ・歯間ブラシ・歯磨き粉)​ティッシュ1~2箱 ​
下着(パンツ、靴下)​コップ
室内履き​歯磨きブラシセット​
勉強用本​衣類​
ノイキャンイヤホンボディーソープ、リンス入りシャンプー​
耳栓​マウスウォッシュ​
電子機器用コード(延長用・充電用)​ストロー(二本)
電子機器(スマホ、パソコン)​お箸​

大体全部で17点ほどです。

レンタルで借りられたものは{レンタル}と記載していますので、参考にしてください。大体はレンタル品で解決しますが、一部足りないものがあったかな、という印象です。

レンタルプランは複数ありましたが、私は衣類は毎日新しいのを変えてもらえるプランを選択しました。正直寝るだけなので毎日変える必要もないとも感じたので、安いプランでもよいかと思いますが、1日当たり数百円の違いでした。

そこから、必要/あったら良いもの不必要だったものをまとめました。

必要/あった方が良いもの

必要/あった方が良いもの
除菌シート​スプーン{レンタル}​
清涼系の汗拭きシート​ティッシュ(1~2箱){レンタル}​
歯磨き用品(ブラシ・歯間ブラシ・歯磨き粉)​コップ{レンタル}​
上下衣類、下着(パンツ、靴下)​{レンタル}​ストロー {レンタル}​
勉強用本(時間を過ごすためのもの)​スポイト {レンタル}​
電子機器(スマホ、パソコン)​充電コード​
ノイキャンイヤホン​耳栓​
肌ケア用品(化粧水、乳液)​ボディーソープ、リンス入りシャンプー {レンタル}​
マスク​マウスウォッシュ(トラベル用サイズ){レンタル}​
毛抜きピン​​アイマスク
汗拭きシート(スースーしない物)​
不必要だったもの​
延長コード​室内履き​
歯ブラシセット{レンタル}​お箸{レンタル}​

いくつかありますが、スマホなどの電子機器は当然必要のため、特に必要/あった方が良いものと不必要だったものを下記で取り上げます。

ティッシュ1~2箱

大きめのティッシュ1箱があれば足りると思います。私は百均の小さめのティッシュ1つのみ持っていました。病院の手洗いにあるペーパーをかなり使ってギリギリ足りたため、大き目のティッシュを持って行った方がいいです。

除菌シート{持参}

術後歩くのが難しい・面倒くさいとき、手洗いの代わりにとても重宝します。術後は感染症になると面倒くさいので、除菌はしておいた方がよいです。また、術後の食事でうまく食べられずこぼすことがあるため、掃除する際にも役立ちます。

清涼系の汗拭きシート

特に夏の場合必要だと思います。入院した際は夏で、また、特に病院のベッドは結構蒸れたり、空調が暑かったりして汗かきました(夏は特に汗ばみます)。病院によるかと思いますが、夜が暑さでとても寝苦しく、清涼系の汗拭きシートを重宝しました。また、私の場合術後は体温が高いことが多かったので、涼しくなる汗拭きシートを多用しました。

汗拭きシート

術後数日は風呂に入れません。術後1日目は体を拭いてもらえますが、いつもシャワー入れるわけではない為あると便利です(病院では共用シャワー室が1つあり、予約して使うシステムでした)。清涼系の汗拭きシートと分けたのは、冬の場合は寒くなるためです。入院が冬であれば

歯磨きブラシ・歯磨き粉(口臭抑えるやつ)

ブラシは3種類:通常のブラシ、タフトブラシ、歯間ブラシ持っていきました。ほぼ流動食になるので、術後は歯間ブラシはいらないかもしれません。また、歯磨き粉は口臭抑えるものがおすすめです。術後は口臭がすんごく、非常に不快なため口臭対策用の歯磨き粉がおすすめです。

スポイト{レンタル}

私の場合レンタル品にあったのですが、術後は退院日までずっとお世話になりました。主に口の洗浄と薬を飲むときに使います。術後は口動かせないため、うまく口の中うがいできません。薬飲むときコップから飲もうとしても、口が開かなかったり痛かったりで、うまく飲めません。そんなときもスポイトが役立ちます。

ストロー{レンタル}

術後の食事はほぼ液体です。口の感覚もなく開きにくいため、吸う形で食事をしなければいけません。ストローはレンタル品にありましたが、無理に持っていく必要はありません。食事ではジョアや牛乳などのドリンクが出るのですが、ストローがついています。私は重湯を飲むときにもドリンク用のストローを使いまわしていたので、ストローがなくなることはありませんでした。

食事についてくる為患者自身が持っていく必要はないかと思いますが、術後の食事では必須です。

スプーン{レンタル}

術後数日たつとある程度とろみが強い食事に変わります。ストローでは非常に食べにくくなるため、術後後半の食事のために必要です。特に後半は家で作るおかゆとほぼ同じ状態のごはんになり、おかずも固形が多くなるため、非常に役立ちます。

時間を過ごすためのもの

入院中は時間が非常に多く、且つやることもない/やれない為、何もない時間がただただ過ぎていきます。入院中に検定勉強や仕事用の勉強が取れるため社会人の方にとっては、学生以来の非常に貴重な時間になると思います。

ノイキャンイヤホン/耳栓

日中や就寝前に必要です。1人部屋や2人部屋なら必要ないかもしれません。ただ病院はいくらかの音があり、それが日中、睡眠時のストレスとなります。うまく寝れないことで回復にも影響があるでしょうから、持っていくとよいでしょう。

小部屋は比較的静かですが、大部屋や、部屋がエレベーター近くになると別です。入院している患者さんの声などの音、看護師さんの定期的な処置があるため、ある程度の音は避けられません。

部屋の患者さんによる音がなかったとしても、部屋の立地場所によっても変わります。人が行き来する場所が部屋になる場合、外からの音が非常にうるさくなります。(私は数日間2人部屋でしたが、人が行き来する場所の目の前であったため、うるさくかった。後半に移った大部屋の方がむしろ静かだった。)

アイマスク

上のものと同じように良く寝るために必要です。病院によりますが、私の場合は部屋の光が若干まぶしく寝ずらかったです。病院では就寝まで基本的に電気はつけられいます。その後ある程度消灯しますが、緊急事態対応等の理由からある程度の照明はつけられています。その光源が体を横にしたときに微妙に視界に入ってきてしまい、まぶしいと感じていました。

電子機器をまぶしいと感じやすい方は、耳栓とともにに持っていくことを強くお勧めします。

不必要だったもの

延長コード​

通常の充電コードがあれば十分でした。病院によりますが、私の場合は可動式のキャビネットのようなものにコンセントがあったため、特にコードが届かないということもなく、通常の充電コードだけで問題ありませんでした。

お箸{レンタル}​

入院期間の食事は、固形食に移る後半であったとしても大体が舌でつぶせる程度の食事で、主食も水分が多めのおかゆです。入院後半の食事であれば、使おうと思えば使えるくらいで、以前スプーンの方が食べやすく、橋の登場場面はありませんでした。

室内履き​

病院ではかかとがついている室内履きを持ってくるように言われましたが、ずっと土足で過ごしていました。履きやすい土足であれば、特に室内履きは必要ありません。念のため、病院に確認することをお勧めします。

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